

僕が小学4年生の時の話です。
何の授業か忘れましたが、
『将来の自分の姿を絵で描きなさい。』
つまり、、、
『あなたの将来の夢を描きなさい』という僕にとって迷惑極まりない授業がありました。
夢なんて考えたこともない。。。
やりたいことなんて何もない。。。
将来の夢なんて何もなかった僕は、
真っ白な画用紙を前に固まっていました。
見かねた先生は僕に問います。
先生「将来の夢はなに?」
僕「う~~ん、、、、わからん。」
先生「好きなことは何なん?」
僕「う~~~~~~ん(小声)」
先生「野球とかは?」
僕「う~~~ん(小声)」
先生「困ったのぅ。。。じゃあ宿題にするけぇ、家で将来の夢を考えて来んさい!」
僕「はぁぁ…。。。」
とりあえず難を逃れたものの、
「家に帰れば将来の夢が思い付く」なんて土台おかしな話なわけで。
帰宅後、真っ白な画用紙を前に、
今度は頭をフル回転させました。
"将来の夢を考える"ことじゃなくて、
"とっとと宿題を終わらせること"に。
そして僕は思い付いたのです。
思い付けば集中力は抜群!
真っ白な画用紙に、将来の僕の姿が描かれました。
翌日、クラスの男子の多くは野球選手になった自分の姿を、
女子はケーキ屋さんか花屋さんになった自分の姿を描いてきました。
僕の絵はどうだったかと言うと……

↑こんな感じの絵でした(画像はフリー素材)
別に先生になりたいわけじゃないです。
担任の先生を思い浮かべて、真っ白な画用紙に絵を描いただけです。
それでも僕の絵を見た先生は喜びました。
先生「おぉ!!先生になる夢があるんじゃないか~。」
僕「えへへ……まぁ(満面の愛想笑い)」
夢もやりたいこともない僕でしたが、
次男特有の要領の良さと満面の愛想笑いだけは抜群でした。
宿題も終わらせて先生の機嫌もとれる。
我ながら天才かと思いましたよ、えぇ。
ただこれは、
『将来の夢と向き合う』という、
この授業で一番大事なことから逃げただけでした。
その後、僕が自分の夢と向き合うまで、約20年かかることになります。
さて、この"無気力少年"慎吾の将来はどうなってしまうのか。。
第2話では『とてつもないどん底に落ちます。』
以下より、どうぞご覧ください。
第2話はこちら
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