
この記事はNHKの朝ドラ『てっぱん』のお話です。
てっぱんをまとめると、
『恩返しあてにして子供育てる親がどこにおるんよ。』
この言葉に全て詰まってると思います。
★てっぱんとは?
2010年の後期に放送された朝ドラ「てっぱん」
広島県尾道市で育ったヒロインが大阪に就職し、多くの人達と出会いながら、お好み焼き店を開業していくお話です。
てっぱんのキャッチコピーは
「かならず腹はへる。かならず朝は来る。」
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★本当の親子
「主人公のあかり(瀧本美織)は本当は養子だった。」
18歳になったあかりは、偶然この事実を知ります。
大好きなお父さん・お母さんが
実の親じゃなかったと知ったあかり。
深いショックとともに、
『育ててくれた恩返ししなきゃ!』
と、あかりは躍起になって我を失いました。
大好きな音楽の夢を捨て、
本意じゃない就職を決意し、
育ててくれた方のために恩返ししなきゃって。
そして、あかりらしさを失いました。
でもね。
そんなあかりを見かねたお母さんが、
あかりに対してこう言ったんですよ。
『恩返しあてにして子供育てる親が、どこにおるんよ。』
『あかりがやりたいようにやりんさい!』ってね。
血は繋がってなくても、
親は親。
子は子。
このシーンを見て、
「ブワァァァ(´;ω;`)」って涙しちゃいました。
★親の気持ち、子の気持ち
このように、てっぱんは育ての親子の関係が描かれています。
でもね、
育ての親だろうが、
本当の親だろうが、
親は子供の幸せを一番に願っています。
でも、子供の立場ではなかなか伝わらないよね~。
僕も自分の幸せを捨ててでも、親に恩返ししなきゃとか思ってましたし。
親には「何言ってんの!」と言われましたが。
だからてっぱんの親子関係を見て、本当に涙が出ちゃうんですよね。
実感ありすぎて。
そして出演者がまたいいんです。
明るく無邪気なあかり(滝本 美織さん)
冷静に周りを見渡せる肝っ玉母さん(安田 成美さん)
喜怒哀楽が激しく愛情深いお父さん(遠藤 憲一さん)
厳しさの中に優しさが溢れてるあかりの実祖母(富司 純子さん)
この4人の好演がてっぱんの世界を引き立てています。
一言で言うと"最高"
ぜひ、あなたも『てっぱん』見てみてください。
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