ココナラ募集(旧:公開依頼)について徹底解説します!
ココナラ募集(旧:公開依頼)とは、ココナラ内にある人材募集のようなスペースのこと。
仕事を依頼したい人(依頼者)と受注したい人(提案者)をつなぐ便利な仕組みですが、
「提案がこない」「依頼されない」「システムがよくわからない」という悩みがあるのも事実です。
そこで本記事では、ココナラ募集(旧:公開依頼)マスターの筆者が「依頼者向け」「提案者向け」にくわしく解説します。
なお、ココナラで受注するコツ【11選】を下記記事で紹介しています。
ココナラ募集(旧:公開依頼)とは?初心者でもわかりやすく解説
ココナラ募集(旧:公開依頼)とは、仕事を依頼したい人(依頼者)と受注したい人(提案者)をつなぐココナラ内の掲示板のこと。
ココナラではさまざまなサービスが出品されていますが、依頼者の希望にあったサービスが見つからない場合があります。
そんなとき、ココナラ募集にて、依頼者が希望のサービスや条件(スキル・価格・納期等)を提示して、提案者の提案を待つことができます。
依頼者と提案者をマッチングできる場所です
ココナラ募集|単発型(都度発注)
単発型のココナラ募集とは、1回限りの案件依頼のことです。
「SNSのアイコンを作成してほしい」「今年の運勢を占ってほしい」といった一度キリの案件を単発型と呼びます。
通常の仕事依頼と同じだね
ココナラ募集|継続型(業務委託 / 時給・月給)
継続型のココナラ募集とは、一定期間の案件依頼のことです。
期間内の稼働時間(時給・月給)に対して支払いが発生します。
「SNSの定期的な更新を依頼したい」「今月だけ営業事務として働いてほしい」といった期間が定められた案件のことを継続型と呼びます。
案件を業務委託したいときに使えるね
単発型と継続型の違いとは?
ココナラ募集の単発型と継続型の違いを下記表にまとめます。
比較項目 | 単発型 | 継続型 |
---|---|---|
依頼タイプ | 1回限りの依頼 | 一定期間の継続依頼 |
やり取り方法 | 依頼者×提案者 | ~面談:依頼者×提案者 面談:ココナラ運営が同席 面談後~契約移行:依頼者×提案者 ココナラ運営がサポート |
価格形態 | 納品物に対して支払い | 稼働時間に対して支払い |
売上の受取 | 銀行振込 ポイントへの変換 | 銀行振込 |
手数料 | 依頼者:5.5% 提案者:22% | 依頼者:30%(時間単価) 20%(月額単価) 提案者:発生しない |
実績 | すべて反映 ※実績・評価など | すべて反映されない |
ココナラ募集(旧:公開依頼)の流れとは?
ココナラ募集(旧:公開依頼)の流れは下記3ステップです。
- 依頼内容を投稿する
- 提案内容を比較・検討する
- 提案内容を購入する
なお、ココナラにまだ登録していない方は下記ボタンから登録しておいてください。
依頼内容を投稿する
まずは発注モードの「仕事・求人を投稿して募集」をクリックします。
つぎに依頼内容を投稿します。
- カテゴリ:募集内容のカテゴリを選択
- 募集タイトル:募集する内容のタイトルを入力
- 募集内容:募集内容の詳細を入力
- 予算:予算の目安を設定
- 期限:提案を募集する期限を設定
提案内容を比較・検討する
募集内容を見た提案者が提案してくれます。
提案されると、ココナラのトップページに通知メッセージが届きます。
提案内容や予算などを確認したうえで、提案者に質問があれば「提案者に質問する」ボタンから連絡することもできます。
提案内容を購入する
納得いく提案があれば、「この提案で購入画面に進む」から提案を購入してください。
複数の提案があってもすべてを購入する必要はありません。
支払いが完了すると、提案者とのトークルームに移動できます。
トークルーム内でメッセージやデータファイルなどをやり取りしてくださいね。
納品物を「正式な納品」として受け取ると、やり取りが完了となります。
ココナラ募集(旧:公開依頼)のメリット
ココナラ募集(旧:公開依頼)を利用するメリットをまとめました。
- 出品サービスをさがす手間がない
- 複数の提案を比較できる
- ココナラ募集したらあとは待つだけ
ココナラでは、さまざまなジャンルのサービスが出品されており、依頼内容にマッチしたサービスを探すのは大変です。
しかし、ココナラ募集をしてしまえば、提案者からさまざまな提案が投稿されます。
ココナラ募集したら待つだけなんだね
ココナラ募集に投稿された提案内容を比較して、あなたの依頼にマッチした提案者を選択できる。
これがココナラ募集(旧:公開依頼)の最大のメリットです。
\ちょっと面倒なことを依頼しませんか?/
スキルのあるプロへ仕事を依頼!
ココナラ募集(旧:公開依頼)のデメリット
ココナラ募集(旧:公開依頼)するデメリットを見ていきましょう。
- まともな提案がないことがある
- 提案者が初心者のケースが多い
ココナラ募集には、まとも提案が投稿されない場合があります。
なぜなら、ココナラ募集に提案してくれる提案者には、実績の少ない初心者が多いからです。
もし、納得のいく提案が寄せられなかったら、予算や依頼内容を修正して、改めてココナラ募集に投稿してみましょう。
一度投稿したココナラ募集の修正は不可能ですが、削除して改めて募集することはできます。
予算を高くするだけで提案されることもありますよ
\ちょっと面倒なことを依頼しませんか?/
スキルのあるプロへ仕事を依頼!
【依頼者】ココナラ募集(旧:公開依頼)で失敗しないコツ
ココナラ募集したけど納品物がショボかった…
ココナラ募集(旧:公開依頼)するとこんな悩みにブチ当たる人が多いです。
そこでココナラ募集で失敗しないためのポイントを2つ紹介します。
①依頼内容を丁寧につたえる
ココナラ募集の依頼内容には、あなたが依頼したい内容をクソがつくほど丁寧に伝えてください。
なぜなら、依頼者と提案者の「募集内容の誤解」がココナラ募集で失敗してしまう原因No.1だからです。
文章でのやり取りが基本のココナラでは、直接会ってニュアンスを伝えることができません。
意思の疎通がとても難しいのです
募集内容の誤解を避けるため、ココナラ募集の依頼内容は、だれが読んでもわかるように丁寧に記載することが重要です。
②:予算を適正価格にする
「安かろう悪かろう」を身をもって感じてしまった
ココナラ募集においても、「価格が安いものに良いものはない」のが現実です。
たとえば、「1,000円ポッキリでイラスト制作してほしい」「たった5,000円で1曲作成してほしい」「10,000円でHP制作してほしい」のような、適正価格に比べて激安の依頼をしてはいけません。
そのジャンルの適正価格で依頼しましょう
以上2つのポイントをまとめると「ココナラ募集は適正価格で、依頼内容は丁寧に伝える」ことが重要です。
\ちょっと面倒なことを依頼しませんか?/
スキルのあるプロへ仕事を依頼!
【パクりOK】ココナラ募集(旧:公開依頼)の例文とは?
募集内容の書き方がわからない
ココナラ募集(旧:公開依頼)をしたくても、依頼内容を記載するのってメンドクサイですよね?
ここではココナラ募集で使いまわしできる例文を紹介します。
筆者はこの例文を活用するだけで、1日で7人もの提案を集めた実績があります。
例文は「ブログ記事の作成」を募集するパターンです。
丸パクリOKです!あなたの募集内容に置き換えて活用してください
クリックして例文を表示する
タイトル:【500円/1000文字以上】ココナラ初心者向けのココナラ紹介記事作成
依頼内容:
■依頼概要
当方のブログ読者にココナラを紹介したく記事作成をお願いいたします。
■ターゲット
ココナラ初心者の方
■記事の内容
《概要》ココナラとは?
┗ココナラの特徴、仕事の形式、登録方法、手数料など
《比較》他のクラウドソーシングとの登録者数・案件・手数料などの比較
┗ランサーズ、クラウドワークス
《受注のコツ》未経験や初心者の方が初めて仕事を受注するコツ
その他、ココナラ初心者やココナラ未経験の方へ向けた内容であれば自由に書いていただきたいです。
■記事タイトル
こちらで作成いたします。
■画像について
特に必要ございません。
■報酬
500円で固定とさせていただきます。
■記事の修正等
納品いただいた記事は当方ブログ掲載の際、言い回しなどを修正させていただく場合がございます。
あらかじめご了承ください。
■納品方法について
納品は、Word(docx)・メモ帳(txt)とさせていただきます。
■ご不明点
何かご不明点がございましたら、お気軽にお問合せください。
たくさんのご応募、お待ちしております。
よろしくお願いいたします。
\ちょっと面倒なことを依頼しませんか?/
スキルのあるプロへ仕事を依頼!
【提案者向け】失敗しない提案文とは?本当にあったヤバい提案文
ココナラ募集(旧:公開依頼)の依頼に提案する提案者向けの内容です。
実は、こちらのココナラ募集の例文を用いて、実際にココナラ募集(旧:公開依頼)を行ってみました。
すると結果的に7件の提案がきました(1日で募集停止にしました)。
どんな提案文が投稿されたの?
なかには救いようのないクソ提案文もチラホラ…
本章では、実際に提案されたヤバい提案文を以下4パターンにわけました。
提案文の添削も行いましたの、あなたはダメ提案文を提案しないように注意してくださいね。
添削①:出直してこい!
500円でしてくださる方はそうそういないので、値上げしたほうがいいと思います。3000~で僕は考えさせてもらいます。
クライアントをイラつかせる天才ですね
この提案者の方が「販売実績0」なのは納得です。
では、この提案文を添削してみましょう。
改善案
クライアントがこの提案者に依頼するメリットを伝えるべきです。
この提案者に3,000円払う価値があるのか?
過去の実績やサンプル、ポートフォリオなどを提示したうえで3,000円を要求しましょう。
バイトの面接で、過去のバイト歴を伝えるのと同じことです
添削②:お前誰やねん!
●●と申します。よろしくお願い致します!
「よろしくお願い致します!」と言われても困るなぁ…
この提案者は販売実績はあるようですが、提案文に依頼すべきかの判断材料が記載されていないので、困ったものです。
では、この提案文を添削してみましょう。
改善案
提案者の実績やサンプル・ポートフォリオの提示が必須です。
もし実績がなくても、やる気だけでもアピールしてほしいものです。
バイトの面接でも「未経験ですがやる気はあります」とアピールしますよね
しかし、ココナラ募集はバイトの面接ではありません。
クライアントワークを舐めてたら一生仕事を受注できませんよ。
添削③:しっかり読め!
ぜひ、お力になれれば~~。もしよろしければ詳細をお聞かせください。また、何本の記事を~~~お教えください。
まずは依頼内容を読むことから始めようか
では、この提案文を添削してみましょう。
改善案
まずは依頼内容を読むことから始めましょう。
クライアントの立場に立つと、この提案者と関わると後々揉めることは自明です。
普段の生活から、会話のキャッチボールを意識してコミュニケーションをとりましょう。
添削④:仕事を依頼したくなる
信頼できそうな方ですね
結果的に、筆者はこの提案者に依頼しました。
この提案者を選んだポイントは3つです。
- ビジネス文章
- メリットの提示
- サンプルの提示
ビジネス文章
〇〇様
はじめまして、△△と申します。
提案文の出だしを読むだけで「信頼できそうな方だな」という印象を持ちませんか?
社会人にとっては当たり前すぎるレベルで恐縮ですが、ビジネス文章はやはり重要です。
メリットの提示
普段は1000字程度は2000円前後でお引き受けしておりますが、~~500円でお引き受けいたします。
「本来は文字単価2円のところを格安で引き受けます」という、依頼者へのメリットを提示しています。
仕事を受注するための方便なのはわかりますが、クライアントへのメリット提示は重要ですね。
サンプルの提示
もしご希望でしたら、これまでのクライアント様にご提供した記事をサンプルとしてお送りすることも可能です。
ここが一番重要です。
依頼者の立場では、提案者に販売実績があろうとなかろうと関係ないです。
提案者の過去のサンプルを提示してくれると、依頼者としては判断材料になるのです。
- 記事作成だろうが
- 音楽制作だろうが
- Webサイト制作だろうが
- 動画制作やイラスト作成だろうが
提案者としては、サンプルやポートフォリオを提示すると仕事を受注しやすくなります。
もしあなたがココナラ募集する際は、本章を参考にしてくださいね!
\ちょっと面倒なことを依頼しませんか?/
スキルのあるプロへ仕事を依頼!
ココナラ募集(旧:公開依頼)によくある質問【5選】
ココナラ募集(旧:公開依頼)に関してよくある質問をまとめました。
\ちょっと面倒なことを依頼しませんか?/
スキルのあるプロへ仕事を依頼!
コメント