
この記事では、僕が古岡奨学会にお世話になったキッカケや、古岡奨学会の概要・給付額・応募資格などをお伝えしていきます。
母子家庭世帯で頑張るお母さんたちのお役に立てれば幸いです。
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古岡奨学会にお世話になったキッカケ
僕は中学1年生のとき、父親を病気で亡くしました。
当時の僕はガキだったし、

なんてことは、疑問にすら思わなかったです。
ですが、大人になって改めて考えると、
『あれ?うちって、高校に通うお金あるの?( ;∀;)』
という、非常に現実的な問題にぶち当たりますよね。
結果的に母親は、僕を第1志望の私立高校に入学させてくれました。
『高校進学は諦めて。』
『働いて、家にお金を入れなさい。』
と言われてもしょうがない状況にも関わらず。。。

母親はパートで頑張って働いていました。
加えて、母子家庭世帯を支援してくれる奨学金団体のサポートがあったんです。
それが【古岡奨学会】です。

確か、中学3年生の9~10月頃でした。
進路を決める3者面談で、担任のI先生が突然、古岡奨学会の資料を渡してくれたんです。
I先生
古岡奨学会という奨学金を知ってるので、慎吾君を推薦しますよ。
ってね。
僕は今も昔もポンコツなので、
『古岡奨学会……??
いったい何の話??』
って感じでしたけど(笑)
母親は「ありがとうございます!とても助かります!」と言っていました。
そして、高校合格が決まった後に、
『無事、古岡奨学会の給付が決定した』というお知らせが来たんです。
では、以下に古岡奨学会の概要をお伝えします。
古岡奨学会の概要
古岡奨学会の設立の目的は以下の通りです。
《古岡奨学会の設立の目的》
毎年度新学期に、高等学校へ入学する者の中から、母子家庭の子女で経済的な理由で、高等学校での修業が困難と認められる者、向上心をもって勉学に勤しもうとする志操堅固な者に対し、在学中の学費の一部を給与し、国家社会に貢献し得る人材の育成に寄与する。
古岡奨学会の受給資格は以下の通りです。
《受給者の資格》
ア.母子家庭の子女で、経済的理由により就学困難と認められること。
イ.高等学校に進学し、志操堅固で向学心に富むこと。
ウ.各都道府県公立中学校長会、又は各都道府県教育委員会の指導助言により構成した団体の推薦を受けること。
*他の奨学金・育英資金の受給者であっても差し支えありません。
古岡奨学会の推薦・決定の流れは以下の通りです。
《奨学生受給者の推薦と決定》
ア.推薦
各都道府県中学校長会又は各都道府県教育委員会の指導助言により構成した団体から、別に定める都道府県別割り当て人員数の推薦を受けることとします。イ.選考と決定
推薦を受けた者について、当奨学会において選考の上、高等学校の入試合格を確認して決定します。ウ.連絡
奨学生に決定した者については、当該都道府県中学校長会等の推薦された団体及び在学中学校長に内定通知いたします。尚、高校入試の合格により正式認定いたします。また、本人の進学する高等学校の校長にも連絡します。
古岡奨学会の給付額は以下をご覧ください。
古岡奨学会の給付額
古岡奨学金の給付額は以下をご覧ください。
古岡奨学会の給付金
- 高校3年間:毎年192,000円(毎月16,000円×12ヵ月)
- 1年生:50,000円(入学祝い金)
- 2年生:50,000円(修学旅行補助金)
- 3年生:50,000円(卒業祝い金)
これだけの金額を給付していただけるだけでも、かなりの驚きですが、、、
もっと重要なのは、、、
古岡奨学会は全額無償給与
つまり、、、
返済義務がないんです。
改めて、古岡奨学会への感謝の気持ちが湧いてきます。
ありがとうございます。
高校卒業後も…
古岡奨学会は高校在学中はもちろん、高校を卒業した後も、繋がりを大事にしてくれます。
各地域で行われる奨学生の集いや、
在学生・OB交歓紙の発行に加えて、
毎年クリスマスカードを郵送してくれたり。
定期的にほっこりさせてくれると同時に、他の奨学生の頑張りに刺激を受けます。

そして推薦してくれた中学の担任のI先生にも感謝です。
まとめ
古岡奨学会のご紹介は以上になります。
ちなみによく聞かれることですが、、、
古岡奨学会の倍率は、僕にはわかりません。
この点は、お役に立てず申し訳ないです。
また、僕はラッキーなことに、中学の担任の先生から古岡奨学会を教えてもらいました。
ですが、お子さまの担任の先生は、古岡奨学会の存在を知らないかもしれません。
ぜひ、お母さまから担任の先生に、古岡奨学会のことを問い合わせしてみてください。
その他、何か不明点があればできる限りお答えします。